医局説明会のご案内
2024年度大阪大学皮膚科医局説明会を下記の要領で開催いたします。
実施要項
日程
- 第2回医局説明会:2024年11月30日(土)14時〜(13時30分受付開始)
場所
大阪大学中之島センター セミナー室7D
〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4丁目3−53
https://www.onc.osaka-u.ac.jp/access/
内容:
研修プログラムの説明、若手医局員からの実際の研修生活 などを予定しています。
対象:
1,2年目の初期研修医、医学生
説明会終了後に移動して、軽食を予定しています。
説明会に参加される方は、名前・所属・年目・軽食の可否・連絡先アドレスの記載と共に参加希望のメールを ikyoku@derma.med.osaka-u.ac.jpまでご連絡ください。
医局見学のご案内
当教室では下記の要領で医局見学を実施しています。
実施要項
- 見学日:
水曜日に実施しております。 - 内容:
外来見学、病棟回診、カンファレンスへの参加を予定しています。 - 対象:
1,2年目の初期研修医、医学生
医局見学を希望される方は、このフォーマットをご記入いただき、「ikyoku@derma.med.osaka-u.ac.jp」までご連絡ください。
専攻医募集
2025年度大阪大学皮膚科専攻医の募集を開始しています。
2025年度大阪大学皮膚科専攻医希望者(入局希望者)の方は、ikyoku@derma.med.osaka-u.ac.jpまでメールにてご連絡ください。
参考資料
大阪大学皮膚科学教室の活動指針
大阪大学皮膚科学教室は、大阪大学医学部皮膚科および関連病院が一体となって構成される皮膚科学の臨床・研究・教育を行う組織です。
私たちは、臨床・研究の場でリーダーシップを発揮し活躍することのできる一流の皮膚科医を育成し、大阪府内外の施設において最先端かつ安全な皮膚科医療サービスを提供し地域社会に貢献するとともに,未解明の課題に取り組んで医学・医療の発展に貢献することを目的としています。
当組織では、年齢、出身、性別などを問わず、すべてのメンバーが高いレベルの知識や手技を身につけるとともに、わからないことを自らの手で解明していこうというサイエンティストのマインドをもち、各々が独自性を発揮して未知の分野に挑戦していくことを行動の指針としています。
このような医師像の確立のために、私たちは教育・人材育成に注力しています。私たちの研修プログラムでは専門医の取得を最終目的とせず、トップレベルの皮膚科医を養成するために最低限必要である約10年を広い意味での研鑽の期間として、若手医師が探究心をもって臨床能力の向上がはかれるよう、充実した教育システムと環境を提供していきたいと考えています。
既存の知識の習得にとどまらず自らの手であたらしいサイエンスを築いていきたい、という熱意をもった方をひろく募集し、未来の皮膚科をともに創造していきたいと考えています。
入局を考えている先生へ
大阪大学医学部皮膚科学教室は1903年に開設され、100年以上の歴史を誇ります。多くの専門医とエキスパートスタッフがおり、日本屈指の臨床力を有しております。新規創薬や研究にも力を入れており、基礎研究や将来海外留学を希望される先生も歓迎いたします。そして当医局のもう一つの大きな特徴は、北摂、大阪市を中心に数多くの主要病院を関連病院としていることです。北摂、大阪府内で充実した研修を送りたい、各分野のオピニオンリーダーを目指したいと考えている若人は、ぜひ門戸を叩いて下さい!
お問い合わせは、ikyoku@derma.med.osaka-u.ac.jpまでご連絡ください。
皮膚科の魅力
皆さんは、皮膚をどのように思っているでしょうか?
皮膚とは、我々の最も外に存在する人体最大の臓器であり、身体のホメオスターシスを維持する調節器官として、外敵から身を守るための強大な免疫器官として、常に獅子奮迅の働きをしています。表皮、真皮だけでなく、皮膚には、血管あり、筋肉あり、神経あり、免疫細胞あり、幹細胞あり・・・と人体のありとあらゆる細胞が揃っており、かのiPS細胞も皮膚由来の細胞から樹立されました。皮膚科医が網羅すべき疾患、習得するべき技術の数は、他科の追随を許しません。
全身疾患をみたい、手術をしたい、免疫を勉強したい、研究したいなどなど、夢や希望のある先生は、ぜひ噛めば噛むほど味の出るスルメのような皮膚の魅力を味わって下さい。
研修可能関連病院
基幹施設(2)
- 大阪大学医学部附属病院皮膚科
- 大阪医療センター皮膚科
連携施設(21)
兵庫県
- 関西労災病院皮膚科
大阪府
- 市立池田病院皮膚科
- 市立豊中病院皮膚科
- 箕面市立病院皮膚科
- 市立吹田市民病院皮膚科
- JCHO大阪病院皮膚科
- 住友病院皮膚科
- 大手前病院皮膚科
- 日本生命病院皮膚科
- 第二大阪警察病院皮膚科
- 大阪急性期・総合医療センター皮膚科
- 市立東大阪医療センター皮膚科
- 堺市立総合医療センター皮膚科
- 大阪労災病院皮膚科
- 大阪はびきの医療センター皮膚科
- 岸和田徳洲会病院皮膚科
- 大阪国際がんセンター腫瘍皮膚科
- 大阪みなと中央病院皮膚科
- 医療法人医誠会 医誠会国際総合病院
和歌山県
- 南和歌山医療センター皮膚科
大阪大学での研修
病棟業務が中心となりますが、皮膚科をやって行く上で必要な、一般処置スキルや簡易手術、皮膚生検、エコー検査などを学びます。病棟では、悪性腫瘍や膠原病など、一般病院ではなかなか診ることが出来ない症例が中心となります。
大阪大学病院で研修をする場合の1週間の予定を簡単にご紹介します。
※左右にスクロールできます
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | 病棟 外来処置 |
局麻手術 | 病棟 外来処置 |
病棟 外来処置 |
病棟 外来処置 |
病棟処置 (交代制) |
病棟処置 (交代制) |
午後 | 病棟 クルズス |
全麻手術 病理会 |
病棟回診 カンファ 医局会 |
病棟 | 病棟 |
(月):病棟医長回診と患者カンファレンスがあります。カンファレンス終了後には、新人を対象にそれぞれの分野のエキスパート医師による講義(クルズス)があります。
(火):当科の手術日になります。午前は局所麻酔による手術、午後は全身麻酔で大きな手術を行っています。夕方からは病理部との合同カンファレンスがあります。
(水):病棟回診、カンファレンス、医局会があります。医局会では、写真カンファレンス、病理検討会、症例報告、抄読会などを行っています。
(木金):主に病棟業務が中心となります。
それぞれの分野の専門医師がいます。色々と質問、勉強して、しっかりとした知識、技術を学んでいって下さい。
藤本学 専門領域:膠原病、自己免疫疾患
金田眞理 専門領域:遺伝性皮膚疾患
玉井克人 専門領域:表皮水疱症
種村篤 専門領域:皮膚悪性腫瘍、皮膚外科、白斑
植田郁子 専門領域:膠原病、肉芽腫
坂井浩志 専門領域:ダーモスコピー、静脈瘤
壽順久 専門領域:膠原病、創傷治癒、フットケア
清原英司 専門領域:皮膚悪性腫瘍(リンパ腫)
中川幸延 専門領域:アレルギー、薬疹
荒瀬規子 専門領域:自己免疫疾患
外村香子 専門領域:アトピー性皮膚炎、膠原病
花岡佑真 専門領域:皮膚悪性腫瘍、皮膚外科
渡邉玲 専門領域:乾癬、自己免疫性水疱症
松岡悠美 専門領域:アトピー性皮膚炎、円形脱毛症
石塚洋典 専門領域:皮膚腫瘍、乾癬
スタッフ集合写真