事務局長
山岡俊文
第36回皮膚脈管膠原病研究会が、2013年1月25日~26日の2日間にわたり、大阪大学皮膚科片山一朗教授会頭のもと開催された。会場は、大阪万博記念公園からほど近い千里ライフサイエンスセンターで、地下鉄御堂筋線の千里中央駅から徒歩数分の場所である。研究会は朝8時30分から1演題発表5分、討論5分に設定され、白熱した討論が繰り広げられた。また共催セミナーも計4本とかなり密なスケジュールであったが、座長の先生方のご協力もあり、ほぼ予定通り終了した。
僕は片山教授から事務局を担当するようにとお達しをいただき、いろいろと準備にとりかかったのが約半年前である。準備をしながら、これまで何となく参加していた学会の主催者方の苦労を身にしみて感じた。今回となりの研究会のお茶を間違えて開封し、配布後、教室員に指摘を受け気づくといったハプニングを経験したことも、今となっては笑い話である。
また今回、症例報告を行ったが、スライドを作りながら感じたことは、自分で発表することにより、その疾患が系統的に整理され理解が深まることを改めて痛感した。それらは日々の臨床に還元され、臨床力の向上につながると信じこれからも積極的に発表していきたいと思う。
最後になりましたが、北は北海道から、南は鹿児島まで、多数の先生方にご参加いただき誠にありがとうございました。
平成25年(2013)2月6日掲載